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このページでは、保育施設から大学まで幅広い教育施設のデザインについてまとめています。デザインのポイントはどのようなところにあるのか、という点に加えて事例を紹介していますので、今後改修や新しく拡大を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
大学施設であれば、研究者や学生が学習に集中できる環境をつくること。保育施設であれば、お子さんと先生が楽しく時間を過ごせる環境をつくること。目的は異なりますが、居心地のよい空間をつくるという共通点があります。その場にいる人のことを想像し、空間をデザインしていくことが必要になります。
教育機関においては、各スペースにおいて目的が異なることが多いと言えます。大学施設であれば、講義室やラウンジ、研究室など、規模も用途も異なるスペースが多数必要となります。それぞれの用途にあわせて機能性を持たせる必要があり、単純なデザイン性だけで設計することはできません。教育施設のデザインに関わったことのある設計事務所で、ノウハウに基づいて設計していくべきでしょう。
教育施設には、校風などコンセプトが存在しているはずです。生徒にどのように育ってほしいか、どのような教えがあるのか、それらによって演出するべき空間も変わってくるでしょう。居心地のよさや機能性はもちろんのこと、校風という抽象的な概念をデザインとして具現化する設計力も見極める必要があります。教育施設のデザイン事例はもちろんのこと、他の業態における事例でどのような設計をしているかも事前にチェックしておくとよいでしょう。