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京都という土地のフレンチレストランには、特別なものが求められるかもしれません。日本の古都とフレンチの調和。それは料理だけではなく、レストランのデザインにとっても重要なポイントです。事例から店舗デザインを紹介します。
フレンチレストランの店舗デザインは、3種類に大別することができます。提供する料理や雰囲気に合ったデザイン選びが重要です。
【バル】
「フレンチバル」とも呼ばれるフレンチレストランのバル。
日本で「フレンチ」と耳にするとハードルが高そうなイメージがありますが、バルスタイルならばマナーにあまり気をつかわずに、楽しく会話しながら食事することができます。
【アンティーク】
テーブルや椅子など高級感のある重厚な家具を取り入れ、ドレスコードもしっかりとしているスタイル。食事の料金も高額になることが多く、格式が感じられます。
【スタイリッシュ】
シンプルモダンな内装で統一するなど、従来のフレンチレストランに比べて都会的な雰囲気。提供される料理も現代的な傾向が見られ、格式高い雰囲気にもカジュアルにも変えられる万能性あり。
フレンチレストランで高級感を演出したい場合、高い天井や大きな窓、庭を臨むテラスなど、開放感を大切にすることです。逆に、こじんまりとしたフレンチレストランは、アットホームな雰囲気を得られます。
京町屋の雰囲気をそのままレストランへ
京都の町屋を改修し、壁をできるだけ間引いて広い空間へ。あえて新たなデザインを加えず、ありのままを生かした事例。
引用元:店舗デザイン.COM(https://www.tenpodesign.com/work/detail/34907)異なるデザインで楽しむモダンフレンチ
シンプルモダンそのものなカウンターのほか、さまざまなタイプのテーブル席をしつらえ、異なる雰囲気が楽しめます。
引用元:店舗デザイン.COM(https://www.tenpodesign.com/work/detail/33508)現代的なデザインに浮かび上がる木の存在感
モノトーンを基調に、家具のナチュラルな木目が映える内装。黒い天井では、古い大きな梁が存在感を放っています。
引用元:店舗デザイン.COM(https://www.tenpodesign.com/work/detail/24295)京都らしい装飾で木の美しさを存分に引き出す
格子や「犬矢来(いぬやらい)」と呼ばれるアーチ状の垣根など、京都らしい設えを思わせるデザインが美しい。
引用元:ジオインプレス(https://geo-i.co.jp/works/detail/post-285/)京都の街並みと調和するフレンチバルスタイリッシュな内装でありながら、床や壁の白と、焦げ茶色した床や階段が、京都の蔵を思い起こさせるデザイン。
スタイリッシュな内装でありながら、床や壁の白と、焦げ茶色した床や階段が、京都の蔵を思い起こさせるデザイン。
引用元:HARU建築事務所(https://www.haru-kyoto.com/co_photo/6959268bca5fff6588e92a6bba3b8b96-82.html)