公開日: |最終更新日時:
焼肉店にもさまざまな種類がありますので、お店のコンセプトに合わせたデザインは非常に大切と言えるポイントです。気軽に入れるカジュアルな焼肉店なのか、高級店を目指すのかといったことなどを考えながら、デザイン事例を見てくことにしましょう。
焼肉店はその性質上どうしても煙や油への対策が必要になってきます。排気の対策はもちろんですが、油汚れなどが壁・床などに残ってしまわないように、汚れに強い・水拭きしやすい内装材を選ぶのもポイントになってきます。耐朽性・機能性などを妥協してしまうと、数年で油汚れで痛んでしまうことになり、店内も汚く見えてしまいます。
どのようなお店にしたいか、お客さまのターゲットはどうするのかといったコンセプトを明確にしておきましょう。ターゲットによってテーブル席が多いほうが良いのか、それともおひとりさまを取り込むためにカウンターを用意するのかが異なってきます。大きなコンロだけではなく小さなコンロも用意するなど設備面でも考慮すべきところが変わってきます。
飲食店では照明が重要な役割を果たしますが、焼肉店も例外ではありません。電球色を使うことで料理が美味しそうに見えますが、実際にはさまざまな料理が運ばれてきますので提供する食材の色に合わせた照明器具を選ぶことがおすすめです。また、高級なイメージのお店にしたいということであれば間接照明を使用するとイメージした雰囲気になるでしょう。
格子の影が美しい空間を作り出す
スタイリッシュな雰囲気が感じられる照明を取り入れた事例。さらに、仕切りに格子を用いている点も特徴。格子が作り出す影が美しい空間を作り出し、高級感のある落ち着いた店内になっています。
ダイニング的な雰囲気が印象的
カジュアルなデザインで入りやすい雰囲気の中に、ダイニング的な要素も取り込んでいる点が特徴。同店では、廃材となった木を木チップとして再利用してデザインし、更にグリーンを店内に散りばめています。
落ち着きと華やかさが同居するデザイン
特注の照明を用いることによって、大人っぽく尚且つ華やかな印象を受けるデザインになっています。内装は吹き抜け空間の印象的な壁面と吊りパネルを設置することで訪れる人の目を引きます。
賑やか・明るさを重視した店内
まるでガレージを思わせる、ラフな素材感を大切にしたデザインとなっています。店内はテーブル席を包んでいるかのような屋根のような造作や照明計画にこだわることによって、賑やかで明るい店内となっています。
高級感とモダンな雰囲気が感じられる焼肉店
高級焼肉店にふさわしい外観です。梁や柱など、町家らしさを活かしたデザインを大切にし、外壁から店内に続く左官壁には印象的な壁紙を使用することによってモダンな雰囲気にまとめています。